ブラジリアン柔術の自主練習会を立ち上げてみて学んだこと

毎週ここで練習しています。

残念ながら今年の春から道場の練習日が週1日になると年初めに先生から予告があり、仲間たちと試行錯誤しながら公共の体育館を利用して自分たちだけで柔術の自主練習会を立ち上げたのですが、ようやく軌道に乗ってきた感があります。

今回は、同じように自主練習会を立ち上げようと考えている方たちに向けて、これまでの経緯や成功させるためのコツなどをまとめてみました。

まずみんなで話し合う

これまで週2日だった道場の練習日。熱心な人は「本当は週3日くらい練習したい」というのが本音でした。それが週1日になるというのはとても大きなショックで、ほとんどの人が道場の移籍を意識せざるを得ない状況となりました。

こんな時に活きるのがチームビルディングの知識

こういう誰もあまり経験したことのない問題の解決に活きたのはチームビルディングの知識でした。「今いるメンバーで大金星を挙げているチームの法則」という本が入門編として分かりやすいです。この時期はチームが始動したばかりのような、まさにフォーミング期のような状態でした。

チームはこんな状態

  • 互いに何をすれば良いのかの役割がよく分からない
  • 誰がやめて、誰が残るのかなどの腹の探りあい
  • 余計なことを言って嫌われたくないので様子見や指示待ち
  • 出てきた意見のネガティブな部分だけに注目して議論を停滞させる
  • ひたすら自分の都合だけを述べる
  • 雰囲気に耐えきれず冗談に終始する

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀書籍

作者仲山 進也

発行講談社

発売日2012年10月23日

カテゴリー単行本(ソフトカバー)

ページ数256

ISBN4062180502

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こういう混沌期に大切なのは、まず「大きな方針」から決めることです。なぜこの道場で練習をするのかなどの動機やモチベーションは十人十色なので、それぞれの本音や事情を聞いたうえで、チームとしての指針を決めました。

論点を絞る

主な議題は以下に絞りました。

  • この道場での練習を続けたいか
  • 現在の練習量を維持する別の方法はないか
  • 先生と交渉する余地はないか

この話し合いで、大きな方針として「ずっと一緒にやってきた地元の柔術仲間のつながりを大切にしたい」という私の意見に賛同してくれる人が多かったので、全員が可能なかぎり道場に残れる方向で検討することになりました。

それから先生との練習日や時間に関しての交渉は、最古参の道場メンバーにお願いをしました。そして交渉の結果、練習日を増やすことも、生徒だけで道場で練習会をすることも難しい状況ということが分かったので、他に自主練習会ができる場所を探すことにしました。

道場の練習は週1日だけになりましたが、その1日を先生が使える時間の中で精一杯できることをやろうとしているのがとても分かるので、なんとか支えていければいいなと思っています。

自主練習会のアイデアを出し合う

柔術の道場には様々な職種の人たちがいるので、お互いの知恵を絞って全員にとって最も通いやすい練習場所と練習日・練習時間のアイデアを出し合いました。もっとも実現性の高い公共施設の体育館の柔道場についての情報は、市役所に勤めているメンバーが調査に当たるなど、それぞれの専門性を活かして検討しました。

道場には、おもに一般企業の営業職・公務員・大学教授・エンジニア・デザイナーなどの職種の人たちがいますが、普段からデザイン関連のディレクターとして異なる専門家たちをまとめるチームビルディングの経験が豊富な私が主導するような感じとなってアイデアを絞り込んでいくことになりました。

知恵を貸してもらう

ストライプル晝間道場の忘年会

いろいろと調査してみた結果、候補にしていた公営体育館は駅から遠くて利用できる曜日や時間帯も合わない人のほうが多く、団体登録などの手続きが煩雑で準備が頓挫しかけていた頃に、SNS経由でストライプル晝間道場の忘年会で知り合ったN村さんが「〇〇体育館いいですよ」と知恵を貸してくれて、その都内某体育館で練習することを前提にして道場メンバーと段取りを決め、まず練習会をテスト開催してみることにしました。

ツールを活用する

練習会の場所や日時、参加メンバーの数の共有にはLINEグループのイベント機能を活用しています。

練習会の参加メンバー専用のLINEグループを作って、参加頻度の高いメンバーにこのイベント機能の使い方をレクチャーし、練習会終了後には次回の開催予定を追加していくというルールで運用しています。

自主練集会でもっとも困るのは「ひとりぼっちになること」です。組技の練習は最低2人いないと打ち込みやスパーリングができません。道場であれば、必ず先生がそこにいるので2人以上になることは確定していますが、自分たちだけで運営するとなると、そこが大きく違います。

そのため、参加可能なメンバーの情報を事前に全員に共有できるというツールがあるということは自主練習会の運営にはとても大切でした。

自主練習会の様子

道場のオープンマットのような雰囲気です

5月にテスト開催をして、6月から正式に自主練習会の運用を始めて約2ヶ月ほどになりますが、だんだんと良い練習環境が整ってきています。この場所の存在を教えてくれたストライプル晝間道場のN村さんも頻繁に練習会に参加してくれていて、試合で使っている得意技を教えてくれたりする、ありがたい存在となっています。

今後は、準備運動・テクニック・自由練習(打ち込み&スパー)の時間配分や段取りなどを少しずつブラッシュアップしながら、有意義な練習ができるよう工夫していきたいと思います。

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カテゴリーホーム&キッチン

打ち込みやスパーの時間計測にはこれを使ってます。画面が大きくて使いやすいです。

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まとめ

そんなわけで、私は柔道の練習もしているので週3日の練習ペースを維持することができたのですが、柔道の恐ろしく強い社会人選手の先輩が「最近、自分が強くなってるのかどうか不安なんだよ」と練習後に嘆いていたので「どのくらい練習されてるんですか?」と聞いてみたところ、「今は週3日くらいなんだけど、週5日練習してその前後にキチンと補強までやってる奴らには勝てないよ」と。

目指しているレベルの違いで、悩みのレベルも変わるんだなと痛感しました(笑)

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